はじめに
こんにちは!中学生の娘の矯正を自ら担当している、歯科医ママです。
先日、娘に装置をつけた翌朝のこと。食卓に座った娘が、箸を持ったまま「……痛くて噛めない」と半べそをかいていました。
歯科医として「歯が動く痛み」の理屈は百も承知でしたが、いざ目の前で我が子が力なくスープを啜る姿を見ると、一人の母親として胸が締め付けられる思いでした。
今日は、そんな私が試行錯誤してたどり着いた「矯正中でも食べられる!痛くないおすすめメニュー」と、プロにあるまじき(?)私の「リアルな失敗談」をご紹介します。
1. 矯正中の食事「3つの鉄則」
まず、歯科医としてこれだけは押さえておきたい「避けるべき食べ物」の基本をお伝えします。
- 「硬いもの」は装置の天敵: おせんべい、ナッツ、飴や氷の丸かじり……。これらは装置を壊したり、外れたりする原因になります。急な来院(急患)を防ぐためにも、今はグッと我慢です!
- 「粘るもの」は掃除が地獄: キャラメルやガムはワイヤーに絡まると本当に取れません。仕上げ磨きをする親にとっても、これはかなりのストレスになります(笑)。
- 「繊維質なもの」は絡まりやすい: えのきやニラなどは、装置に「ひょい」と引っかかって、取れそうで取れない不快感の元になります。
2. 【実録】痛いときでもスッと入る「神メニュー」リスト

娘が「これなら食べられる!」と太鼓判を押したメニューをまとめました。
主食編:噛まずに飲み込める優しさを
- クタクタ煮込みうどん: お箸で切れるくらい柔らかく煮るのがコツです。
- 卵雑炊: 栄養満点で、胃腸にも優しい最強メニュー。
おかず編:ひき肉と豆腐が救世主
- 豆腐ハンバーグ: 普通のハンバーグよりさらに柔らかく、娘の食いつきが一番良かったです。
- 茶碗蒸し・だし巻き卵: 噛む力がいらないので、痛みがある日でも安心。
- カボチャの煮物: 皮を剥いてあげるだけで、格段に食べやすくなります。
デザート・軽食編:冷たさが痛みを癒やす
- ヨーグルト・プリン: 矯正中の定番ですが、冷たい温度が歯ぐきの熱っぽさを和らげてくれます。
- 完熟バナナ: ヨーグルトに混ぜて少し置くと、さらに柔らかくなってGOOD。
3. 【歯科医ママの失敗談】ステーキ作戦、あえなく撃沈
ここで私の恥ずかしい失敗をお話しします。
装置をつけて3日目。「少しは元気を出してほしい!」と、娘の大好きなステーキを奮発しました。「小さく切れば大丈夫だよね」と1cm角にして出したのですが……。
娘は一口食べて、静かにフォークを置きました。 「……ママ、小さくても噛むと響くんだよ(涙)」
そうでした。矯正の痛みは「噛む力」そのものが響くんです。歯科医として分かっていたはずなのに、母としての愛情(食欲)が空回りしてしまいました。 結局その夜は、急いで作った「コーンポタージュにパンを浸したもの」を食べて一件落着。皆さんも、無理に「噛ませる」のは禁物です!
4. 痛いときを乗り切る「ひと工夫」

最後に、毎日の料理を少し楽にする工夫をご紹介します。
- キッチンバサミを食卓に: お肉も麺も、お皿の上でチョキチョキ1cmサイズに。これだけで娘の顔がパッと明るくなりました。私が使用している愛用キッチンバサミを下記に紹介します。
- 「すりおろし」を活用: リンゴや人参はすりおろしてカレーやスープに。栄養不足が心配な時期の強い味方です。
- 市販のゼリー飲料に頼る: 「手料理を食べさせなきゃ」と気負いすぎず、どうしてもダメな時はプロテインやゼリー飲料を。食べないより、食べてくれることが一番です!
まとめ
「痛み」は歯が綺麗に動こうとしている、頑張っている証拠です。
でも、食べられない日々が続くと親子ともに心が折れそうになりますよね。そんな時は、今回のメニューを参考に、少しでも楽しい食卓にしてみてください。
数日経てば落ち着いてきて、嘘のようにモリモリ食べられる日が必ず来ます。それまで、美味しいスープや柔らかい料理で、一緒に乗り越えていきましょうね!
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